ジュネチック in コザ、12/4〜12/14の11日間、長いようであっという間に終わりました。
会期中は、スタッフが少ないこともあり、バタバタしていて、関係者始め来客の方々に対して至らない面も多々あったかと思います。
それでも、日々、たくさんの出会いと交流の中で、制作していくこと、表現すること、街の中で活動を続けていくこと、ほんとにいろんなことを考えさせられた期間でした。
毎日、いろんな会場に顔を出しておしゃべりしてくれたおじさんの言葉が印象的でした。
みる側の意識も変わらないと、文化は深まらない。
近所で何をやっていても、興味を持ってみていないと、気づかずに通り過ぎていく。
企画側や作品を発表する側の情報発信、告知力ももちろん課題ではあります。
一方で、鑑賞する側も何があるのかな、何か面白いことはないかなとか、自分の中に眠っている想像・創造の種に水や栄養を与える気持ちや態度はとても大切だと思います。
作品展をみにいくときに、ただぽけ〜とみてると、じつは何も深まらなくて、何をみたいか、知りたいか、感じたいのかを自分の中でアンテナをはり、チャンネルを合わせることを意識しないと、何も残らない、ということは私自身が経験したことです。
ひとつでもいい、何か発見したい、新しいことや、自分がモヤモヤしてる想像の部分を開花させたい、そういうことを探しながら鑑賞すると、ヒットした時の喜びは計り知れません。
今度は、創造したくて仕方なくなります。
鑑賞する側から創造する側へも、感動や刺激を十分に与えうる。
鑑賞者と創造する側とは、お互いに感動しあい、刺激を与える良きパートナーです。
どちらもいて、文化は深まるのだと信じています。
ジュネチック in コザに関わっていただいたすべての皆様に感謝です。
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