2012年10月1日月曜日

ここにいるということ

台風17号が過ぎました。
オスプレイがやってくる日に台風がきて、延期になったけれど、
何のこともなく二つのプロペラをぐんぐんまわしてやってくる。

多くの県民、そして島外の人々がこの思いに共感して反対行動を続けているのに、
どうして、どうして強行してくるのか、その真意がどうしても理解できません。

私たちは、今、住んでいる土地で普通の生活をしたいだけだし、
隣の人が笑って、おいしいご飯を安心して食べて、それがまた幸せを呼ぶ、
ただ、ほんとにすごくシンプルなことを続けていきたいだけなのに、
へんてこで理解不能な異物がやってくることに違和感を感じ、
それらが入り込んでこないように抵抗することに時間を裂いている。

私たちがここにいるということは、
家族、それ以外の人たちに愛情を持って接することももちろんだけど、
それって、足の下の土地にも愛情をもって接することだと思う。

大きな異物が入り込むということは、それだけその土地にとって大きなストレスになり、
そこにいる生き物にも大きなストレスになる。
そういうことから自分の身を守ろうと必死になっているだけなんだ。

もっともっと、笑ってたくさんの幸せを一緒に共感したいだけなんだ。

私たちがここにいるということを、シンプルに考えて実行できる、
シンプルな世の中になってほしい。
その視点を私は忘れないし、その中で生活して、話し、行動し続けたい。

写真は、台風が来る前日、工芸指導所の観月会に参加させてもらったときの様子。
東京からやってきた友人がオーガニックコットンで浴衣を作りたいというので、
指導所の方を紹介して、その打合せに行ってきたのです。
その後、夕方から観月会があるというので、参加さえてもらったら、
豚の丸焼き、豚汁、おにぎり、餅つき、芸達者な職人さんたちによる出し物続々。
あんまりにも楽しくって、食べて飲んで、大笑いして、お土産もちゃっかり持ち帰り、大満足でした。

そうなんだよ、結婚式でも何でも、お祝い事があるときに、
出し物して人を楽しませて、自分も楽しむこの姿は本当にすばらしい。

帰ってきて、翌日から停電で、まる2日ほど続いて、
でも、暗い中でずっと友人とあれこれ話してて、ほんとにその時間が大切でした。
電気ってなくてもどうにか過ごせるもので、水と火はどうしても必要で。
そんなことを一緒に体験できたこともよかった。

たくさんの縁が重なって、たくさん笑う出来事に巡り会えて、
そういう時間が本当にありがたいです。
そういう時間が続いて、みんながHappyになればいいんだ。そうなりたい。
ということを強く思ったこの数日間でした。

余興の衣装そのままで餅つきする男性たち

豚の丸焼きだよ!!すごいでかかった!!
とにかく、楽しむということ
照明具合とか最高でした!!



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