3月21日公演の比嘉座「わーわー」
すごい人でした。
すごい芝居でした。
笑いました、心がぐぅーって縮まりました、ふわって浮きました。
本土の人を「人間」に、沖縄の人を「豚」にたとえて
失われつつある「豚語」のこと、
豚の子孫で「豚語」研究者の男とその家族とその周りの人たちのこと。
時代を行き来して、出てくるキャラクターたちの感情がわーわーする。
ひとつの答えを出そうとしていない、
そういう脚本はまた観る人に疑問を投げかける。
「わーわー」上演後、
「灯」の前での「きーんかいふるわーはったんわらび」。
たくさんの人の視線が比嘉陽花に向けられた
その後ろで若狭公民館のある通りにある1本の木の影がゆらゆら揺れている。
こうして自分の作品が別の作品とあわさるのは不思議で幸せだ。
たぶん観ている人は芝居に集中していて、
揺れる布の木のことには意識はいっていないのかもしれない。
でも、観る人がいて、演じている人がいて、
その後ろで何でもない空気のようにゆらゆら揺れている。
それでいいのかなって思う。
心地のいい休みの日の公演会。
たくさんの人が笑って、元気になったならいいな。
今回の公演にあたり、DVDの売り上げ3割を
東日本大震災の義援金として寄付することをお知らせしました。
本当にありがたいことに、10枚のDVDがみなさまの手に渡り、
うち、5000円の義援金が集まりました。
集まった義援金は、若狭公民館を通じて
赤十字義援金に寄付いたしますことをご報告します。
みなさまの暖かいご支援とご協力にたくさんの感謝です。
本当にありがとうございます。
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