先日、国頭村の森林伐採の現場視察へいってきました。
緑豊かなやんばるの森
そこに棲む希少な生物たち
でも、現実は無意味な伐採が繰り返されて
本来の森の環境はどんどん壊されている
伐採されたまるっぱげの土むき出しの
太いや細いは関係なく
全部まるごと剥ぎ取られた場所を
朝からみてまわっていくうちに
ほんとにすごく、辛くてとても疲弊しました。
木々がなくなったことで水が流れていた沢はもうなく、
水が流れていた跡が残っていて、
もう、水が流れているのを見ることができないのだと
愕然とするばかりでした。
残土が積まれて、本来の山の形は変形して、
林道と言われている道を通りながら、
何のためにこの伐採工事が行われているのか、
本当にわからなかった。
山に流れる川に足をつけると
疲れが一気に吹き飛ぶのに
剥ぎ取られた山では、
身体のエネルギーまで、悲しくて辛くなる
過疎化
経済的な問題
最後には森しかなかったのかもしれない
森までも剥ぎ取られて、残るのは何だろう
超えてはならないこと
きれいごとだと怒る人がいるかもしれない
それでも、この工事が行われていくことに私は疑問を感じるし、
悲しくて悔しい
森を守るなんてことばすらおこがましい
ほったらかしてあげたい
本来の姿に戻るには時間がかかる
私が生きてる間に戻る規模でもない
これだけむさぼって、次の世代に何を残せるのだろうか?
きれいな水の流れる音や
緑の森から聞こえる生き物のこえ
すばらしいな、きれいだな、と思えるものを
なぜ、残そすことができないのか?
自然界との距離感を保つこと
なんでもコントロールできると思わないこと
次を生きる世界があることを
絶対に忘れちゃいけないと思う
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