2013年8月26日月曜日

風立ちぬ

風の動き、光や水の描写、
景色の重なりや自然物の捉えたいイメージに
とにかく共感しまくった映像でした。

粘り具合とかぬるっとするような、
ぐわっとばさっとしたものとか。
自然界が作り出す質感を
ほんとにじっくり感じてる人なんだろうなぁ

機械が戦争に向かう夢との矛盾とかは、
二の次でそういう思考よりも感覚的なものが
もりもり盛り込まれてて、
その描写から身体から意識に届くような映像でした。

あとは、音がすごく気になった。
ずっとこだわりをもっているのだろうけど、
かなり、胸や腹に轟かせるような感じがあり、
機械音や地震で揺れ崩れる音など、
人の声をいくつも重ねたりしてるのか、
うめき声のようにも聞こえました。
それは、意識としては聞こえないけど、
耳にはまだ入り込むような発せられ続けてるような音で、
ずっとずっとそこに在ることを
身体の隙間から知らされるような、、、

もう一度みたいです。

風立ちぬ☞

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