中国の現代芸術家アイ・ウェイウェイ。
骨董品の壺を割ったりする作品はとても有名。
また、2008年北京オリンピックのメインスタジアム
「鳥の巣」の設計に参加するも、
オリンピックが開催されることで
追いやられる人々やその構図の問題に異議をとなえるなど、
挑発的で大胆な作品、活動を展開している。
現在起こることがインスピレーションにつながり、それらが作品化されていく。
彼の作品からみえる中国の現状や問題は
今の日本、沖縄にもかなり重なるところがある。
2008年5月の四川大地震での校舎倒壊と
5000人以上の学童の死についての調査したことで、
中国政府から目をつけられる。
警官からの暴行を受け、
私服刑事の尾行と監視がつきまとう中、
それでも屈しないのはなぜなのか。
おかしなことをおかしいと言えないままだと
それはそのままに放置され続けるから。
2011年、非合法的に身柄を拘束され、
81日間拘留されてしまうが、
釈放後も彼はtwitterなど、
できる限り多くの人に発信することをやめない。
行動しなければ、そのままだ
そうだよな、そうなんだよな。
ーーーーーーーーーーーーーー
アイ・ウェイウェイは謝らない
2012年/アメリカ/91分/カラー/G
監 督 :アリソン・クレイマン
出 演 :アイ・ウェイウェイ
0 件のコメント:
コメントを投稿