昨日から「マブニ・ピースプロジェクト沖縄2018」が始まりました。
今回、私はひめゆりピースホールで、 ふたつの映像とともにインスタレーション作品を展示しています。
映像は、比嘉座短編映像「ちゃん」と沖縄アーカイブ研究所で収集された8mm映像です。
土地や人、たくさんの命が続いてきた中で生かされていることを映像と、会場であるひめゆりピースホールの歴史もふまえて、ひとつの空間に存在させたいと思い、かたちにしました。
同会場には、新垣安雄さん、新垣安之輔さん、比嘉豊光さん、石垣克子さん、花城勉さんも出展しています。
みなさんの作品と一緒にいることも貴重な時間だと感じています。
ひめゆりピースホールの開催期間は今週日曜日まで (13:00~20:00)となっています。
短い期間ではありますが、どうぞご来場ください。
以下、各会場の開催日時等です。
会期中は、トークイベント、シンポジウム、芝居公演など、いくつもの催しが実施されます。
作品とともに平和と鎮魂を考える、言葉にしていろんな話をするきっかけにしていただければと思います。
みなさまのご来場を心よりお待ちしております。
マブニ・ピースプロジェクト沖縄 2018
― 平和への灯台― The Lighthouse of Peace
■2018年のプロジェクト概要
Vol.1 平和祈念公園サイト 糸満市摩文仁 614-1
沖縄県平和祈念資料館企画展示室と平和の灯への芝広場
6 月 4 日(月)~ 23 日(土)午前 9 時~午後 5 時 ※屋外は日没まで
Vol.2 白梅の塔サイト 糸満市真栄里 1837-1
6 月 4 日(月)~ 23 日(土)日没まで
Vol.3 キャンプタルガニー アーティスティックファームサイト 糸満市米須304
6 月 8~10 日、15~17日、22~23日(金土日のみ開場)午前 11 時〜日没
Vol.4 次世代プロジェクト
〇糸満市庁舎サイト(1階ロビー) 糸満市潮崎町 1-1
6 月 19 日(火)~ 29 日(金)午前 8 時 30 分〜午後 7 時
※入場は 午後 6 時 30 分/最終日は午後 1 時まで
美術クラブの中高校生たちが平和をテーマに制作した作品を展示
〇沖縄国際大学宮森研究室連携プロジェクト
平和への思いを産業資源化する、大学生によるリサーチプロジェクト
Vol.5 ウチナーグチ演劇集団「比嘉座」&琉球弧を記録する会「島クトゥバで語る戦世」の会
6 月 17 日(日)キャンプタルガニー アーティスティックファーム
午後 2 時 /7 時 30 分より
6 月 30 日(土)糸満市真栄平コミュニティセンター(糸満市真栄平 38)
午後 1 時 30 分より
・糸満市教育委員会編「市民が語る戦中戦後史」証言の上映あり
Vol.6 ギャラリートーク&ツアー&ミーティング
6 月 10 日(日)午後 2 時スタート
平和祈念資料館企画展示室~芝広場~キャンプタルガニーを巡回しながら、作家が作品を語ります。タルガニーでは鑑賞者のみなさんとの交流会も。
Vol.7 ひめゆりピースホールサイト 那覇市安里 388-1(ひめゆり同窓会館2階)
6 月 4 日(月)~10 日(日)午後 1 時〜午後 8 時
※オープニングトーク 6 月 4 日(月)午後 4 時より
Vol.8 関連シンポジウム「済州島・沖縄―戦場の記憶とアート」
6 月 24 日(日) 午後 2 時~5 時 沖縄県立博物館・美術館 博物館講座
4.3をテーマに制作する済州島アーティストとマブニを結ぶセッション
【全て参加無料】
出品作家/団体
〜国内作家〜
新垣安雄(平面/立体)、新垣安之輔(平面)、石垣克子(平面/インスタレーション)、磯崎主佳(平面)、上原秀樹(インスタレーション)、浦田健二(平面)、大城讓(平面)、川平惠造(平面インスタレーション)、木村仁(立体)、儀保克幸(立体)、児玉美咲(平面/インスタレーション)、齋悠記(平面)、下地康子(染織)、杉田龍(平面)、平良亜弥(インスタレーション)、高畠愛子(平面)、高良憲義(平面/インスタレーション)、仲里安広(インスタレーション)、花城勉(インスタレーション)、比嘉豊光(写真/映像)、平岡昌也(インスタレーション)、山岸遼士(平面/日本画)、与那覇大智(平面)、ウチナーグチ演劇集団「比嘉座」、琉球弧を記録する会
〜海外作家〜
台湾:林 怡君(インスタレーション)
韓国:高吉千(平面)、金姈禾(インスタレーション)、朴京勳(平面)、金洙範(写真)、鄭容成(平面)