2011年7月22日金曜日

「とくとく こここ すーん」展、本日から開催です。

3人展「とくとく こここ すーん」、本日より開催しています。
今日は當銘友紀さん、玉寄真季子さんが会場におります。
作品をみての感想や、質問などあれば、
声をかけていろいろお話していただけたら嬉しいです。

会場になっているKufuuでは、
ショップスペースを自由にレイアウトできるような形で
展示会場として提供しています。
なんと、学生さんなら会場費無料です。

割と広いところですし、オーナーの内間さんは
自由に場所を使っていいよと言ってくれるので、
発表の場を探している方がいましたら、ぜひご相談ください。

一昨日と昨日は搬入日でした。
最近、体調があまりよくないのですが、
久し振りに後輩の作品や搬入の様子なんかをみていて
何だか妙に嬉しくて、ぼぅっと二人の搬入の様子を眺めてました。

作品を通してお話したり、そこからまた別の話をしたり。
そういう時間って私にとっては本当に尊いものなんだなって実感しました。

當銘さんの作品。

こちら側とあちら側を行き来するような、
彼女の視線にぐぅっと吸い込まれるような感じ。
作品の配置をしたり、照明の調整をしたりなど、
いろんな場面で彼女の作品に対する接し方をみていると、
この作品たちはほんとに丁寧にじっくりと、ゆっくりと深く
彼女の中から紡ぎだして出てきたものなんだと感じます。


玉寄さんの作品。

そこにいるのだけど見えるようで見えない存在たちの声を聞く。
海辺を散歩しながらしゃがんでそっと耳にあててみる。
そこにはいないのだけど、でも確かに存在しているであろう もの・こと。
作品を配置するのにすごく手間取っていたけれど、
その様子をじっとみていると、
会場じゃないどこかで探し物をしている彼女を見つけた感じがしました。
あ、今何か見つけたな。
まだ、見つかってないな、次はどこに足を運ぶのかな。
そんな風にそっと側で彼女の様子をみているのがとても楽しい。
会場には彼女の散策と探し物の様子が点在しています。

平良亜弥の作品。

今回はEpisode of yellow roseというタイトルで発表しています。
黄色いバラのエピソード。
とてもとてもシンプルなものしか展示していません。
いつものことではありますが(笑)
「これだけ?」って思うところもあるかもしれませんが、
今回は愛情や思い出やこれからの時間に対して、
祝福する気持ちで制作しました。
忘れないこと、進むこと、思うこと。
常にそれらは取り巻いていて、そうすることで生まれることは愛おしい。

そんな3人の展示です。
7月31日まで開催していますので、どうぞ遊びに来てください。
お待ちしています。

















とくとくと 
流れ 留まるような 景色

こここ
どこか の音に耳をすまし話しかける

すーんと
向こう側の 風景 について心身を任せる

3人のみる「景色」「風景」はどこに向かうのだろう

       
           當銘友紀
           玉寄真季子
           平良亜弥

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3人展 とくとく こここ すーん
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会期:2011.7.22(金)-7.31(日)
   11:30 - 19:30(会期中無休)
会場:『 kufuu 』
   沖縄県宜野湾市大山2-22-18.1F (パイプライン沿い)
   Tel&Fax:098-890-4095

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