お祝いにいただいた蘭の花と一緒に写真館へ写真を撮りに行く。
自分自身はもう枯れているから、
笑ったり、着飾ったりすることはしなくていい、
ありのままの状態と蘭の花とで記念撮影させてほしい。
ある85歳のおばぁちゃんのお話。
枯れていくことを否定的に捉えている訳ではなく、
ありのままに受け入れている様子。
おばぁちゃんの言葉を聞いた写真屋さん
「枯れる」ということばをずっと頭に残して生活の日々が流れる。
枯れた桜の木をみて、
そこから次の春に芽吹く新芽を連想し、
枯れ木に秘めたエネルギーをその木の奥に感じる。
ひとつの言葉が連鎖して、人の視野を拡げること
0 件のコメント:
コメントを投稿