2011年5月26日木曜日

富田俊明氏レクチャー&ワークショップ 「ストーリーテリング」Vol.1

琉球大学 教育学部で行われる集中講義のお知らせです。
大学での講義/ワークショップ自体は、授業の一環のため、
履修学生のみの参加となりますが、
6/3のレクチャーなど一部は見学、聴講は可能かと思いますので、
もしご興味のある方、ぜひ覗きにいらして下さい。





















-----------------------
  琉球大学 教育学部「総合表現」集中講義
   富田俊明氏レクチャー&ワークショップ
     「ストーリーテリング」Vol.1
-----------------------

2011.6.3(金)~5(日)
琉球大学研究者交流施設・50周年記念館
6/3(金) 12:50~14:20
6/4(土) 9:00~16:00
6/5(日) 9:00~16:00

この実習のキーワードは,<イメージ>と<関係性>である。
イメージの性質に体験的に気づくとともに,関係性の問題についても考えてもらう。
イメージと関係性は,あらゆる芸術表現の基盤となるものである。
ストーリーテリングは,他の芸術メディアとはことなり、
自分と聴き手以外には何も持たずに成立しうる、もっともシンプルな表現である。
カメラや絵筆やカンバス等によって支えられてはおらず、作品という物体も存在しない。
代わりに、イメージの体験そのものがあるだけである。
それはストーリーテリングの場における関係性によって支えられており、
その関係性は、自分が入っている関係性なのである。
ストーリーはその内容だけでなく、自分のプレゼンスと
集まった人々との動態的なプロセスの中で、つねに生起し続けるもの。
ストーリーテラーは出来事の一部になるのである。

問合せ先:
教育学部美術教育講座/教育実践学専修
上村 豊
uemura@edu.u-ryukyu.ac.jp

0 件のコメント:

コメントを投稿