2011年5月24日火曜日
思い出話みたいなことからこれからのことを話した
昨日、岡田さんが展示をみてくれたというので、夕食しながらお話。
彼女とは前島アートセンター(MAC)が前島のTAKASAGOビルにあったとき、
2005-2006の2年間、事務局をしてたときからの付き合いです。
彼女はcimarcusでの活動など、
ほんとに沖縄に新鮮な作品や思考を与えてくれている人物だと思います。
MACで事務局をしていたときは制作して発表したい気持ちと
アーティストの活動のサポートをする側にいることとの
立ち位置の違いから起こるもやもや感とで、
すごく「うが~!!!」となってました。
その側で、彼女はいつもアーティストの言葉に真摯に丁寧に向き合ってて
そんな姿をみるたびに自分のだめさに落ち込み、
でも、できることをやろうと思ってはりきってみたりと
展覧会やイベントを企画運営する中でたくさん教えてもらったこと思い出しました。
MACは法人格として今度解散することなり、
栄町のスペースはもうなくなりましたが、
TAKASAGOビルのような自由なスペースでもう一度二人いたら、
いろいろできる気がするね~という話になり、
そういう言葉が何か泣きそうなくらい嬉しかった。
今回の個展会場となっているGALLERY point-1を運営しているギマさんとも、
私がMACにいるときにwanakioや子どもワークショップのプログラムで
一緒に仕事して、その後もずっと繋がってて、
そして今回、彼のスペースで個展やってる。
ちょっと変な感じ。
でもそれが面白い。
時間の経つ中で、それぞれの活動が拡がって繋がって、
そういうのを体感として実感できるのって幸せだなって思った。
私はすぐにいろんなことを忘れちゃうから思い出話ってあんまりしないんだけど、
そんなことを考えたのはなぜかというと、
石垣克子さんの大コルク展がきっかけで、
彼女の今回の個展は、石垣克子とコルクの歴史をたどると
その背景にMACが浮かびあがってきて、
自然にMACのアーカイブにもなっちゃってるってところから。
写真や映像に移りこんでいるMAC周辺の風景や人々と石垣作品
石垣さんの作品をみているんだか、フラッシュバックさせられているんだか
だんだんとわからなくなってくる感覚があり、
大コルク展はやっぱり衝撃の展示でした。
もちろん、石垣さんのコルクに対する向き合い方って不思議で
どうしてコルクにこんなに?となるけど、
それを大コルク展では言葉じゃない形で示されていて。。。
やっぱりだんだん思い出すと衝撃が戻ってきて
文章もままなりませんが、大コルク展から思い出話へ
そしてこれからのことをご飯と共にお話できた夜でした。
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